MEXCは最大500倍のレバレッジに対応しており、少額の資金でも大きなリターンを狙えます。
しかし、次のような疑問を持っている方も多いでしょう。
- レバレッジ取引の具体的なやり方がわからない
- 倍率はどのくらいに設定すればよいのか迷っている
- ロスカットや追証のリスクが心配で踏み出せない
MEXCのレバレッジは先物取引で利用でき、倍率の設定やマージンモードの選択もシンプルな操作で完了します。
ここでは、MEXCのレバレッジ設定のやり方から倍率の選び方、取引時の注意点まで詳しく解説します。
MEXCでレバレッジ取引を始めたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
MEXCのレバレッジ取引の仕組み
ここでは、MEXCのレバレッジ取引の基本的な仕組みについて、以下の順で解説します。
- レバレッジで少額から大きな取引ができる
- レバレッジを使えるのは先物取引のみ
- 必要証拠金はレバレッジ倍率で決まる
- 最大倍率は通貨ペアごとに異なる
レバレッジで少額から大きな取引ができる
レバレッジとは、証拠金を担保にして元手以上の金額で取引できる仕組みです。
たとえばレバレッジ10倍なら、100USDTの証拠金で1,000USDT分のポジションを持てます。
少ない資金で大きなリターンを狙える一方、損失も倍率に応じて拡大する仕組みです。
レバレッジ10倍の場合、価格が10%下落すると証拠金の100%に相当する損失が発生します。
レバレッジを使えるのは先物取引のみ
MEXCでレバレッジをかけられるのは先物取引(無期限先物)のみです。
現物取引にはレバレッジ機能がないため、レバレッジ取引を行うには先物口座を利用します。
先物取引には以下の2種類があります。
| 種類 | 証拠金 | 特徴 |
|---|---|---|
| USDT-M | USDT | 通貨ペアが豊富で、証拠金の価格が安定している |
| COIN-M | BTC・ETHなどの暗号資産 | 暗号資産をそのまま証拠金として使える |
迷った場合は、通貨ペアが豊富なUSDT-Mから始めるとよいでしょう。
必要証拠金はレバレッジ倍率で決まる
必要証拠金は「取引金額÷レバレッジ倍率」で計算されます。
以下は1BTC=100,000USDTのときの例です。
| レバレッジ倍率 | 必要証拠金 |
|---|---|
| 10倍 | 10,000USDT |
| 50倍 | 2,000USDT |
| 100倍 | 1,000USDT |
倍率を上げるほど少ない証拠金で取引できます。
最大倍率は通貨ペアごとに異なる
MEXCの公式サイトでは最大500倍のレバレッジが案内されていますが、実際の上限は通貨ペアやポジション規模によって異なります。(参考:MEXC先物)
BTC/USDTなどの主要ペアでは高い倍率が設定されている一方、マイナー銘柄は上限が低めです。
最大倍率は随時調整されるため、取引前に対象ペアのレバレッジ設定画面で確認してください。
MEXCのレバレッジ設定のやり方
ここでは、MEXCでレバレッジを設定して注文するまでの手順を、以下のステップで解説します。
- 先物取引画面を開く
- マージンモードを選択する
- レバレッジ倍率を入力する
- 注文を確定する
先物取引画面を開く
まずMEXCにログインし、画面上部のメニューから「先物取引」をクリックします。
表示されたメニューから「USDT-M先物」または「COIN-M先物」を選択してください。
先物取引を行う前に、現物口座から先物口座へ資金を振り替えておきましょう。
振替の手順は以下のとおりです。
- 画面上部の「ウォレット」から「現物」を選択する
- 「振替」をクリックする
- 振替先を「先物」に設定する
- 振り替える銘柄と数量を入力する
- 「振替」ボタンをクリックして完了
振替が完了すると、先物取引画面の注文パネルに残高が反映されます。
マージンモードを選択する
先物取引画面の注文パネルで、クロスマージンまたは分離マージンを選択します。
クロスマージンと分離マージンではリスクの範囲が異なるため、違いを理解したうえで選択してください。
初心者にはロスカット時の損失をポジション単位に限定できる分離マージンが扱いやすいです。
レバレッジ倍率を入力する
マージンモードの横に表示されている数字をクリックすると、レバレッジ設定画面が開きます。
倍率の設定方法は2つあります。
- 数値を直接入力する
- スライダーを操作して調整する
分離マージンでは任意の倍率を自由に指定できます。
クロスマージンの場合は口座残高に応じたレバレッジが適用されるため、個別の倍率指定はできません。
注文を確定する
レバレッジの設定が終わったら、以下の項目を入力して注文を確定します。
- 取引する通貨ペアを選択する
- 注文方法(成行・指値など)を選ぶ
- 数量を入力する
- 必要に応じてTP/SL(利確・損切り)を設定する
- 「ロング」または「ショート」をクリックして発注する
ロングは価格の上昇を見込む注文、ショートは価格の下落を見込む注文です。
発注後はポジション一覧に反映され、損益や推定強制決済価格を確認できます。
MEXCのレバレッジ取引の注意点
ここでは、MEXCのレバレッジ取引で押さえておきたい注意点について、以下の順で解説します。
- 資金量に合った倍率を設定する
- 維持率100%割れでロスカットになる
- 分離マージンで損失を抑える
資金量に合った倍率を設定する
レバレッジ倍率が高いほど、わずかな価格変動で証拠金が大きく減少します。
MEXC公式でも、初心者は2〜5倍の低倍率から始めることが推奨されています。(参考:MEXCウェブで先物を取引する方法)
1回の取引に使う証拠金は、総資産の10〜20%以内に抑えるのが目安です。
たとえば先物口座に1,000USDTがある場合、1回の取引には100〜200USDT程度を証拠金として使います。
維持率100%割れでロスカットになる
MEXCでは、証拠金維持率が100%を下回るとロスカット(強制決済)が発動します。
ロスカットが発動すると、保有中のポジションが自動的に決済され、証拠金の大部分を失います。
取引画面では証拠金維持率と推定強制決済価格を確認できるため、定期的にチェックしてください。
維持率が下がってきた場合は、以下の方法で対処できます。
- 証拠金を追加して維持率を引き上げる
- ポジションの一部を決済して保有量を減らす
相場が急変するタイミングでは維持率も急落するため、損切りライン(TP/SL)をあらかじめ設定しておくと安心です。
分離マージンで損失を抑える
MEXCの先物取引では、クロスマージンと分離マージンの2つのモードを選べます。
両者の違いは以下のとおりです。
| 項目 | クロスマージン | 分離マージン |
|---|---|---|
| 証拠金の範囲 | 先物口座の全残高 | ポジションごとに個別設定 |
| ロスカット時の損失 | 口座全額を失う可能性がある | そのポジションの証拠金に限定される |
| ロスカットのされやすさ | されにくい | されやすい |
複数のポジションを持つ場合、分離マージンならポジションごとにリスクを分散できます。
初心者はまず分離マージンから始めるのがおすすめです。
MEXCのレバレッジに関するQ&A
MEXCのレバレッジ取引に関する、よくある質問と回答を紹介します。
- レバレッジ倍率はあとから変更できますか?
- レバレッジ取引で追証は発生しますか?
- スマホアプリでもレバレッジ取引はできますか?
レバレッジ倍率はあとから変更できますか?
ポジションを保有している最中でもレバレッジ倍率を変更できます。
分離マージンであれば、ポジションごとの個別調整も可能です。
ただし、倍率を上げると必要証拠金が減る一方でロスカットまでの値幅が狭くなります。
変更前に推定強制決済価格を確認し、許容できるリスク範囲かどうかを判断してください。
レバレッジ取引で追証は発生しますか?
MEXCはゼロカットシステムを採用しているため、追証は発生しません。
相場の急変でロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになった場合でも、マイナス分はADL(自動デレバレッジ)の仕組みで処理されます。
証拠金を超える損失をユーザーが負担する必要はないため、借金のリスクはありません。
スマホアプリでもレバレッジ取引はできますか?
MEXCのスマホアプリ(iOS・Android)で先物取引に対応しています。
マージンモードの切り替え、レバレッジ倍率の変更、注文・決済など、PCブラウザと同等の機能を利用できます。
アプリ下部の「先物取引」をタップすれば、通貨ペアやレバレッジの設定画面が開きます。
まとめ
ここでは、MEXCのレバレッジのやり方について解説しました。最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう。
- MEXCのレバレッジは先物取引(USDT-M・COIN-M)で利用できる
- 必要証拠金は「取引金額÷レバレッジ倍率」で算出される
- 最大倍率は通貨ペアやポジション規模によって異なる
- 先物口座への資金振替後、マージンモードと倍率を設定して注文する
- 初心者は低倍率(2〜5倍)と分離マージンの組み合わせが安全
- ゼロカットシステムにより追証や借金のリスクはない
MEXCのレバレッジ取引は、少額の資金でも大きなリターンを狙える仕組みです。
ぜひ低倍率・分離マージンの設定で少額から取引を試してみてください。

