MEXCでクレジットカードを使って暗号資産を購入しようとしたとき、決済が拒否されて先に進めない経験はないでしょうか。
次のような状況で困っている方も多いはずです。
- カード情報を入力しても決済が通らない
- 3Dセキュアの認証画面から先に進めない
- 使えるはずのカードなのにエラーが出る
MEXCのクレジットカード決済は、カード発行会社やプロバイダーを経由する仕組みのため、カード会社側の制限や認証の設定が原因で止まるケースがほとんどです。
原因ごとに正しく対処すれば、多くの場合は解消できます。
ここでは、MEXCでクレジットカード入金ができない3つの原因と、それぞれの対処法について解説します。
クレジットカード決済がうまくいかず困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
MEXCでクレジットカード入金ができない3つの原因
MEXCでクレジットカード決済が拒否される原因は、大きく3つに分けられます。
- カード発行会社が暗号資産の決済を制限している
- 3Dセキュア認証が完了していない
- カードの名義や種類が条件を満たしていない
原因によって対処法が異なるため、まずは自分がどのケースに当てはまるかを確認してください。
カード発行会社が暗号資産の決済を制限している
決済が拒否される原因として最も多いのは、カード発行会社による制限です。
MEXCの画面上ではカード情報を正しく入力しているのに、確認画面や決済完了の前にエラーが表示される場合は、カード会社側でブロックされている可能性があります。
国内では楽天カードや三井住友カードが、暗号資産の購入を原則断ると公式に案内しています。(参考:楽天カード)(参考:三井住友カード)
海外でもBank of AmericaやJPMorganなどの大手金融機関が、2018年以降クレジットカードでの暗号資産購入に制限を設けています。
カード会社の方針による制限のほか、初めての暗号資産購入で不正利用検知が作動するケースや、カードの1回あたりの利用上限を超えているケースも同じ症状の原因です。
銀行アプリの通知やカード会社のマイページに「利用制限」「不審な取引」などの表示がないか確認してみてください。
3Dセキュア認証が完了していない
決済画面で銀行の認証ページに遷移したあと、決済が成立しない場合は、3Dセキュア認証が原因です。
3Dセキュアとは、オンラインのカード決済で本人確認を行う仕組みです。
VISAでは「Visa Secure」、Mastercardでは「Mastercard Identity Check」と呼ばれています。
決済時にカード発行会社から銀行アプリへの通知やSMSでワンタイムパスワードが届き、それを入力して本人確認を完了させます。
認証が通らない場合、主に次の3つの状態が考えられます。
- 認証画面を開いたまま操作せず、タイムアウトした
- ワンタイムパスワードが届かず、入力できなかった
- カードが3Dセキュアに登録されていない
Banxa・Mercuryoともに、3Dセキュア認証の失敗を決済拒否の主な原因として挙げています。
カードの名義や種類が条件を満たしていない
カード情報を入力した直後にエラーが出る場合や、カードの登録自体が拒否される場合は、カードの名義や種類が条件に合っていない可能性があります。
MEXCのカード購入機能で求められる条件は以下のとおりです。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 対応ブランド | VISAとMastercardのみ |
| カード名義 | 上級KYC(本人確認)の登録名と一致 |
| カードの種類 | クレジットカードまたはデビットカード |
| 使用できないカード | プリペイドカード・バーチャルカード・第三者名義のカード |
| 請求先住所 | カード会社への登録住所と一致 |
条件を満たしているはずなのに拒否される場合は、ローマ字表記の揺れや請求先住所の不一致が原因になっていることがあります。
カード発行会社の制限による決済拒否の対処法
ここでは、カード発行会社が原因で決済できない場合の対処法を解説します。
- デビットカードに切り替える
- カード会社に暗号資産の決済を承認してもらう
- 決済額を下げて上限内に収める
- 決済に使うカードを1枚に絞って再試行する
デビットカードに切り替える
手元にデビットカードがあれば、まずクレジットカードからデビットカードに切り替えて試してください。
クレジットカードでの暗号資産購入は、発行会社によってはキャッシング(現金引き出し)と同じカテゴリで処理されます。
キャッシング扱いになると、通常の買い物よりも利用上限が低く設定されていたり、追加の手数料が発生したり、決済自体を拒否されたりする場合があります。
デビットカードは同じ発行会社でもキャッシングのカテゴリに分類されにくいため、クレジットカードで拒否された場面でも決済が通る可能性があります。
カード会社の方針として暗号資産の購入を断っている場合でも、同じブランドのデビットカードなら制限の対象外になっていることがあるため、試してみてください。
カード会社に暗号資産の決済を承認してもらう
初回の暗号資産購入で不正利用検知に引っかかった場合は、カード会社に連絡して承認を依頼してください。
暗号資産関連の決済は、カード会社の不正利用検知システムが反応しやすいカテゴリです。
普段と異なる取引先・金額・カテゴリの決済が発生すると、不正利用の疑いとして自動的にブロックされることがあります。
対処方法は2つあります。
- 銀行アプリにブロック通知が届いている場合は、アプリ上で「本人の利用である」と承認する
- 通知が届いていない場合は、カード会社の問い合わせ窓口に電話して暗号資産の決済を事前承認してもらう
一度承認すれば、以降は同じ取引先への決済が通るようになるケースがほとんどです。
決済額を下げて上限内に収める
不正利用検知にも引っかからず、カード会社にも制限されていないのに拒否される場合は、決済額が1回あたりのオンライン利用上限を超えている可能性があります。
オンライン決済の上限はカード会社や契約プランによって異なります。
金額を引き下げて再試行し、通るかどうかを確認してください。
上限がわからない場合は、カード会社のマイページや問い合わせ窓口で確認できます。
決済に使うカードを1枚に絞って再試行する
何度試しても通らないとき、複数のカードを短時間で次々と試すのは避けてください。
短時間に複数のカードで決済を繰り返すと、プロバイダー側の不正利用検知に引っかかり、一定時間すべての決済がブロックされる場合があります。
1枚のカードで原因を特定し、原因の特定と対処を試したうえで、それでも通らなければ別のカードに切り替えるという順番が確実です。
再試行のたびに購入レートが更新される場合があるため、金額の変動にも注意してください。
3Dセキュア認証で止まるときの対処法
ここでは、3Dセキュアの認証が完了せず決済できない場合の対処法を解説します。
- 決済前に銀行アプリを起動しておく
- ワンタイムパスワードの送信先を最新の情報に更新する
- 3Dセキュアに登録済みのカードを用意する
- 認証画面を閉じたときは注文をやり直す
決済前に銀行アプリを起動しておく
3Dセキュアの認証通知を見逃してタイムアウトしているケースは、決済前に銀行アプリを起動しておくだけで解消できます。
認証通知は決済ボタンを押した直後にカード発行会社から届きますが、銀行アプリを閉じていると通知に気づきにくく、一定時間が過ぎると認証が無効になります。
決済ボタンを押す前に銀行アプリを開いた状態にしておき、通知が届いたらすぐに承認してください。
認証画面にカード発行会社ではなくプロバイダー名が表示されることがありますが、これはMEXCが決済プロバイダーを経由しているためです。
表示された名前に覚えがなくても、決済直後のタイミングであれば正規の認証画面と判断して問題ありません。
ワンタイムパスワードの送信先を最新の情報に更新する
銀行アプリを開いて待機しているのにワンタイムパスワードが届かない場合は、カード発行会社に登録した連絡先が古い情報のままになっている可能性があります。
3DセキュアのワンタイムパスワードはSMSまたはメールで届くため、送信先は電話番号かメールアドレスのどちらかです。
機種変更やキャリア変更のあとに連絡先を更新していないと、ワンタイムパスワードが届かず認証を完了できません。
カード会社のマイページで登録中の電話番号とメールアドレスを確認し、現在使っているものと異なる場合は変更してください。
3Dセキュアに登録済みのカードを用意する
そもそもワンタイムパスワードの入力画面が表示されずにエラーが出る場合は、カードが3Dセキュアに登録されていない可能性があります。
古いカードや一部の発行会社では、3Dセキュアの利用開始に手動での登録が必要です。
カード会社のマイページにある「本人認証サービス」や「オンライン決済の設定」メニューから、3Dセキュアの登録状況を確認してください。
未登録であれば、そのページから登録手続きができます。
手続きが面倒な場合や登録に時間がかかる場合は、3Dセキュアに登録済みの別のVISA・Mastercardで試す方法もあります。
認証画面を閉じたときは注文をやり直す
認証画面を途中で閉じてしまった場合、その決済は成立していません。
MEXCの購入画面に戻り、あらためて注文をやり直してください。
認証画面を閉じた直後に銀行アプリやカード明細に金額が表示されることがありますが、これは仮売上です。
実際に引き落とされたわけではなく、数日以内に自動で取り消されるため、カード会社へ連絡する必要はありません。
カードの名義・種類が原因のときの対処法
ここでは、カードの名義や種類が条件を満たしていない場合の対処法を解説します。
- 本人確認の登録名とカード名義を揃える
- 請求先住所をカード会社の登録どおりに入力する
- プリペイドカード・バーチャルカード以外を使う
本人確認の登録名とカード名義を揃える
MEXCの上級KYC(本人確認)で登録した氏名と、カードに記載されている名義が一致していないと決済が拒否されます。
不一致が起きやすいのは、次のようなケースです。
- 姓名の順序がKYC登録とカード表記で逆になっている
- ローマ字表記が異なる(「OU」と「O」、「SHI」と「SI」など)
- 結婚や改姓のあと、片方の登録だけ更新している
MEXCの「セキュリティ」メニューからKYCの登録情報を確認し、カード表面のローマ字表記と完全に一致しているかチェックしてください。
不一致がある場合は、MEXCサポートに連絡してKYC情報の修正を依頼するか、名義が一致する別のカードを使ってください。
請求先住所をカード会社の登録どおりに入力する
決済プロバイダーは、入力された請求先住所(Billing Address)をカード発行会社の登録情報と照合します。
住所が一致しないと判定された場合、決済が通りません。
一致しないと判定されやすいポイントは以下のとおりです。
| よくある不一致 | 例 |
|---|---|
| 番地の表記が異なる | 「1-2-3」と「1丁目2番地3号」 |
| 部屋番号の有無 | マンション名と部屋番号を省略している |
| 引っ越し後に住所を更新していない | カード会社には旧住所が残っている |
カード会社のマイページに登録されている住所を確認し、決済画面にはその住所をそのまま入力してください。
プリペイドカード・バーチャルカード以外を使う
プリペイドカードやバーチャルカードを使っている場合は、通常のクレジットカードまたはデビットカードに切り替えてください。
MEXCのカード購入機能は、本人名義のVISA・Mastercardのクレジットカードまたはデビットカードのみに対応しています。
プリペイドカード・バーチャルカード・法人カードは、カード情報を入力した時点で拒否される場合がほとんどです。
家族名義のカードも対象外です。
上級KYCの登録名と一致する、自身の名義のカードを用意してください。
MEXCのクレジットカード入金に関するQ&A
MEXCのクレジットカード入金に関する、よくある質問と回答を紹介します。
- 決済に失敗しても料金は請求されますか?
- JCBやAMEXのカードは使えますか?
- 何度も再試行しても問題ありませんか?
- どうしてもカードが使えないときはどうすればよいですか?
決済に失敗しても料金は請求されますか?
請求されません。
決済が拒否された時点で資金は移動しておらず、引き落としも発生しません。
銀行アプリやカード明細に保留金額が表示される場合がありますが、これは仮売上のため数日以内に自動で取り消されます。
取り消しが反映されるまでの期間はカード発行会社によって異なりますが、カード会社への連絡は不要です。
JCBやAMEXのカードは使えますか?
使えません。
対応ブランドがVISAとMastercardに限られているため、JCBやAMEXでは決済に進めません。
決済プロバイダーのBanxa・Mercuryo・Simplexのいずれも、JCBやAMEXには対応していません。
JCBやAMEXのカードしか持っていない場合は、VISA・Mastercardのデビットカードを新たに用意するか、国内取引所からの暗号資産送金を検討してください。
何度も再試行しても問題ありませんか?
原因を変えずに繰り返すのは避けてください。
短時間に同じカードで決済を連続して失敗すると、カード自体が一時的にロックされる場合があります。
一度拒否されたら、まず拒否の原因を特定し、対処してから再試行するのが確実です。
ロックされた場合は、カード会社に連絡して解除を依頼するか、時間を空けてから試してください。
どうしてもカードが使えないときはどうすればよいですか?
国内取引所から暗号資産を送金する方法に切り替えるのが最も確実です。
CoincheckやbitFlyerなどの国内取引所で暗号資産を購入し、MEXCへ送金すれば、カード会社の制限を受けずに入金できます。
決済プロバイダー側の問題が疑われる場合は、各プロバイダーのサポートへ問い合わせる方法もあります。
MEXCのカスタマーサポートでは決済プロバイダーやカード会社の拒否を解除できないため、プロバイダーへ直接連絡してください。
まとめ
ここでは、MEXCのクレジットカード入金ができないときの対処法について解説しました。
最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう。
- MEXCのクレジットカード決済が拒否される原因はカード発行会社・3Dセキュア・カードの名義や種類の3つに分かれる
- 暗号資産の購入を方針として制限しているカード会社がある
- クレジットカードがキャッシング扱いになる場合はデビットカードに切り替えると通りやすい
- 3Dセキュアの認証は決済前に銀行アプリを開いておくと見逃しを防げる
- カード名義と上級KYCの登録名が完全に一致していないと拒否される
カードの制限や認証設定は、原因さえ特定できれば対処できるケースがほとんどです。
ぜひ記事で紹介した方法を試して、MEXCへの入金を完了させてみてください。
