MEXCでログインや出金をしようとした際に、Google Authenticatorのコードを入力してもエラーになり、先に進めなくなったことはないでしょうか。
次のような状況に心当たりがある方も多いはずです。
- 正しいコードを入力しているのに認証が通らない
- どの行のコードを使えばよいかわからない
- 機種変更後にコードが表示されなくなった
MEXCのGoogle認証エラーは、端末の時刻ずれ、コードの取り違え、認証アプリのキー不一致のいずれかが原因です。
原因を特定すれば、自力で解決できるケースがほとんどです。
ここでは、MEXCでGoogle認証エラーが起きる3つの原因と、それぞれの解消方法を解説します。
認証が通らず困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
MEXCでGoogle認証エラーが起きる3つの原因
MEXCでGoogle認証が通らない原因は、以下の3つに分けられます。
- 端末の時刻がずれている
- 別のサービスやアカウントのコードを入力している
- 認証アプリのキーがMEXCの登録内容と一致していない
原因によって対処法が異なるため、まずはどれに当てはまるかを確認してください。
端末の時刻がずれている
Google認証エラーの原因として最も多いのが、端末の時刻のずれです。
MEXC/Google Authenticatorは、端末の現在時刻をもとに30秒ごとに認証コードを生成する時刻同期型の仕組みです。
端末の時刻がタイムゾーンの標準時刻と一致していないと、アプリが生成するコードとMEXC側が期待するコードが噛み合わず、正しく入力しても認証が失敗します。
数十秒のずれでもエラーになるため、手動で時刻を設定している場合は注意が必要です。
端末の時刻設定を変更した直後やタイムゾーンの異なる地域に移動したあとに発生しやすい傾向があります。
別のサービスやアカウントのコードを入力している
Google Authenticatorには、登録済みのサービスがすべて一覧で表示されます。
MEXCのコードと他の取引所やサービスのコードが並んでいるため、別の行のコードを入力してしまう場合があります。
コードは30秒ごとに更新される仕組みです。
更新のタイミングによっては入力中に無効になることもあるため、エラーが出る場合は入力している行とタイミングを確認してみてください。
認証アプリのキーがMEXCの登録内容と一致していない
機種変更、認証アプリの削除・再インストール、二段階認証の再設定などをきっかけに、認証アプリが保持するキーとMEXCに登録されたキーが食い違うことがあります。
この状態になると、アプリに表示されるコードは正しい形式ですが、MEXC側では一切受け付けられません。
時刻の設定や行の取り違えとは異なり、何度入力しても永続的にエラーが出続けるのが特徴です。
二段階認証を一度解除して再設定すると、新しいセットアップキーとQRコードが発行されます。
再設定後は古いキーが無効になるため、以前のキーで登録したままの認証アプリではコードが一致しません。
端末の時刻ずれを解消する方法
ここでは、端末の時刻ずれが原因でGoogle認証が通らない場合の対処法を解説します。
- 端末の日付と時刻を自動設定に切り替える
- 認証アプリの時刻同期を実行する
- 設定変更後に端末を再起動する
端末の日付と時刻を自動設定に切り替える
まず、端末の日付と時刻を自動設定に切り替えてください。
手動設定のままだと数十秒のずれが残りやすく、認証エラーの原因になります。
設定手順はOSごとに以下のとおりです。
| OS | 設定手順 |
|---|---|
| iPhone | 設定→一般→日付と時刻→「自動設定」をオン |
| Android | 設定→システム→日付と時刻→「日付と時刻の自動設定」をオン |
タイムゾーンも自動設定にしておけば、海外渡航時や地域をまたいだ移動の際にずれが起きにくくなります。
認証アプリの時刻同期を実行する
端末の時刻を自動設定にしても認証が通らない場合は、Google Authenticatorアプリ側の時刻同期を試してください。
手順は以下のとおりです。
- Google Authenticatorを開く
- 右上の3点リーダーをタップする
- 「設定」→「コードの時刻調整」を選択する
- 「今すぐ同期」をタップする
「時刻は調整済みです」と表示されれば完了です。
「コードの時刻調整」の項目が表示されない場合は、そのバージョンではOSの時刻設定に一本化されています。
端末側の時刻設定のみで対応してください。
設定変更後に端末を再起動する
時刻の自動設定とアプリ側の時刻同期を行っても改善しない場合は、端末を再起動してください。
MEXC公式ブログでも、機種によっては設定完了後に再起動しないと認証が正常に動作しない場合があると案内されています。
再起動後にGoogle Authenticatorを開き、表示されたコードをMEXCの認証画面に入力してみてください。
コードの取り違えを防ぐ方法
ここでは、別のサービスやアカウントのコードを入力してしまうエラーの防ぎ方を解説します。
- MEXCのアカウント名が表示された行のコードを入力する
- 残り時間が少ないコードは次の更新を待つ
MEXCのアカウント名が表示された行のコードを入力する
Google Authenticatorには複数のサービスが一覧で表示されるため、入力する行を間違えないことが大切です。
各行にはサービス名とアカウント名(メールアドレスなど)が表示されています。
MEXCの場合は「MEXC」や「mxc.com」、または登録メールアドレスが記載された行を探してください。
複数のMEXCアカウントを登録している場合は、ログインしようとしているアカウントのメールアドレスと一致しているかも確認が必要です。
一覧にサービスが多く並んでいて見つけにくい場合は、MEXC Authenticatorへの切り替えも選択肢の1つです。
MEXC Authenticatorには検索やアイコン設定で目的の行を見つけやすい機能があります。
残り時間が少ないコードは次の更新を待つ
Google Authenticatorのコードは30秒ごとに更新されます。
コードの横に表示される円形のカウンターやバーが残り時間を示しており、残り数秒のタイミングで入力すると、MEXCのサーバーに届く前にコードが無効になることがあります。
カウンターの残りが少ないと感じたら、次のコードに切り替わるのを待ってから入力してください。
手入力ではなくコードを長押ししてコピーし、MEXCの入力欄に貼り付けると、入力ミスと時間切れを同時に防げます。
認証アプリのキーが一致しないときの復旧方法
ここでは、認証アプリのキーとMEXCの登録内容が一致せず、コードが通らない場合の復旧方法を解説します。
- セットアップキーを入力して認証アプリに再登録する
- キーがない場合はセキュリティ認証のリセットを申請する
セットアップキーを入力して認証アプリに再登録する
二段階認証の設定時に控えたセットアップキーが手元にあれば、認証アプリに再登録するだけで復旧できます。
手順は以下のとおりです。
- Google Authenticatorを開き、右下の「+」をタップする
- 「セットアップキーを入力」を選択する
- アカウント名(MEXCなど任意の名前)を入力する
- 控えておいたセットアップキーを入力する
- 時間ベースを選択して「追加」をタップする
追加が完了すると、MEXC用の認証コードが再び表示されるようになります。
表示されたコードでMEXCの認証が通れば、復旧は完了です。
キーがない場合はセキュリティ認証のリセットを申請する
セットアップキーを控えていない場合は、MEXCにセキュリティ認証のリセットを申請します。(参考:MEXC Google Authenticatorの紐付けを解除する方法)
申請はMEXCの画面から行えます。
手順は以下のとおりです。
- セキュリティメニューからGoogle Authenticatorの紐付け解除に進む
- コード入力欄の下にある「セキュリティ認証をリセットしますか?」をクリックする
- 「Google Authenticatorをリセットする」にチェックを入れ、リセットをクリックする
- メール認証コードを取得して入力する
- 最終ログイン日、ログインした国または地域、最近取引したペア、現在の総資産を入力する
- 連絡可能な携帯電話番号を入力し、SMS認証コードを取得する
- 身分証明書を持った自分の写真を提出する
- 規約に同意して確認をクリックする
申請後、MEXCの審査が完了するとGoogle認証がリセットされます。
リセット後は発行された新しいキーとQRコードで再設定を行い、キーは必ず安全な場所に保管してください。
リセット・再設定後は24時間の出金制限がかかる点にも注意してください。
MEXCのGoogle認証エラーに関するQ&A
MEXCのGoogle認証エラーに関する、よくある質問と回答を紹介します。
- コードを5回間違えるとどうなりますか?
- MEXC AuthenticatorとGoogle Authenticatorは何が違いますか?
- 認証をリセットすると出金に影響しますか?
- 認証アプリを複数の端末に設定できますか?
コードを5回間違えるとどうなりますか?
MEXCのGoogle認証機能が2時間ロックされ、正しいコードを入力しても認証を通過できなくなります。
ロック中にできることはないため、2時間経過してから再度コードを入力してください。
エラーが続いた時点で入力を止め、時刻のずれや行の取り違えなど原因を特定してから再試行すると、ロックを避けられます。
MEXC AuthenticatorとGoogle Authenticatorは何が違いますか?
どちらも同じ時刻同期型の仕組みで、生成されるコードに違いはありません。
MEXCの設定画面ではどちらのアプリでも設定できます。
MEXC AuthenticatorはMEXCが提供する公式の認証アプリです。
以下の機能を備えています。
- Face IDによるアプリ起動時の保護
- アイコンのカスタマイズと検索機能
- グループ機能によるアカウントの整理
MEXC以外のサービスの認証コードも生成できるため、Google Authenticatorの代わりとして使うこともできます。
認証をリセットすると出金に影響しますか?
影響します。
Google Authenticatorの紐付け解除・再設定を行うと、24時間は暗号資産の出金が制限されます。
パスワードの変更やメールアドレス・電話番号の変更でも同様に24時間の出金制限がかかるため、セキュリティ関連の変更をまとめて行う場合は、制限期間が重複するタイミングで済ませるのが効率的です。
認証アプリを複数の端末に設定できますか?
設定できます。
同じセットアップキーを複数の端末のGoogle AuthenticatorやMEXC Authenticatorに登録すれば、どの端末でも同じ認証コードが表示される仕組みです。
予備の端末にも登録しておくと、メイン端末の紛失や故障時にログインできなくなるリスクを防げます。
ただしキーを登録する端末が増えるほど漏洩のリスクも高まるため、管理できる範囲にとどめてください。
まとめ
ここでは、MEXCでGoogle認証エラーが起きる原因と対処法について解説しました。
最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう。
- Google認証エラーの原因は端末の時刻ずれ・コードの取り違え・キーの不一致の3つに分かれる
- 端末の時刻は自動設定に切り替え、認証アプリの時刻同期も実行する
- 入力する行はMEXCのアカウント名を確認し、更新直後のコードを使う
- セットアップキーがあれば認証アプリへの再登録で復旧できる
- キーがない場合はMEXCのセキュリティ認証リセットを申請する
認証エラーは原因を特定すれば自力で解消できるケースがほとんどです。
ぜひ記事で紹介した方法を試して、MEXCの認証トラブルを解決してみてください。

