MEXCの取引履歴を確認する方法|現物・先物の明細の見方とエクスポート手順

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MEXCは取り扱い銘柄が豊富で、海外取引所のなかでも多くの日本人ユーザーに利用されています。
一方で、取引履歴の確認やダウンロードの方法がわからず困っている方も少なくありません。

  • MEXCの取引履歴はどこから確認できるのか
  • 現物と先物で履歴の見方やエクスポート方法は違うのか
  • ダウンロードした履歴を確定申告に使えるのか

MEXCには現物明細・先物取引明細・入出金履歴など複数の履歴ページがあり、記録される内容や照会できる期間がそれぞれ異なります。
ここでは、各ページの役割の違いから、エクスポートの操作手順、見落としやすい注意点までをわかりやすく解説します。
MEXCの取引履歴を正しく把握・管理したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

MEXCの取引履歴の種類と確認方法

ここでは、MEXCで確認できる取引履歴の種類と、それぞれの確認方法について以下の順で解説します。

  • 現物明細|売買・入出金・振替・報酬を含む6種類の資金の動きを確認できる
  • 現物注文|未約定やキャンセルを含む注文ごとの状態を確認できる
  • 先物取引明細|実現損益・手数料・強制決済などの資金フローを確認できる
  • 先物注文|約定価格やポジション履歴を確認できる
  • 入出金履歴|送金の日時・数量・手数料・ステータスを確認できる

以下は、各ページの違いをまとめた表です。

ページ主な用途アクセス方法照会可能期間
現物明細資金の動き全体を確認ウォレット→現物→現物明細30日(検索で延長可)
現物注文注文状況の確認注文履歴→現物取引540日
先物取引明細先物の損益・手数料を確認ウォレット→先物→先物取引明細30日
先物注文先物の約定・ポジションを確認注文履歴→先物取引180日
入出金履歴暗号資産の送受金を確認ウォレット→取引履歴540日

現物明細|売買・入出金・振替・報酬を含む6種類の資金の動きを確認できる

現物明細は、MEXCの現物アカウントで発生した資金の動きをまとめて確認できるページです。
ウォレット→現物→現物明細の順に開きます。

記録されるカテゴリは以下の6種類です。

  • 現物取引(売買の約定記録と手数料)
  • 入金/出金/送金(暗号資産の受取・送付)
  • 資産の振替(現物口座と先物口座間の資金移動)
  • イベント/セービング(Kickstarterのエアドロップやセービング報酬)
  • 少額資産のMX変換(少額資産をMXトークンへ変換した記録)
  • その他

現物明細には完了済みの取引のみが記録されます。
現物注文との大きな違いは、取引ペアごとの数量と手数料が含まれる点です。
トークン・トランザクションの種類・方向・時間の4項目でフィルタリングできるため、特定の記録をすばやく探せます。

現物注文|未約定やキャンセルを含む注文ごとの状態を確認できる

現物注文は、注文単位での状態を確認するページです。
注文履歴→現物取引の順に開きます。

ページ内には、現在の注文・注文履歴・取引履歴の3つのタブがあります。
現物明細と異なり、まだ約定していない注文やキャンセル済みの注文も記録の対象です。

一方で、売買したトークンの種類と数量のみが記録され、取引ペアの数量や手数料は表示されません。
手数料を含めた資金の動きを把握したい場合は、現物明細のほうが適しています。

先物取引明細|実現損益・手数料・強制決済などの資金フローを確認できる

先物取引明細は、先物アカウント内の資金フローを確認するページです。
ウォレット→先物→先物取引明細の順に開きます。

記録されるカテゴリは以下の6種類です。

  • 取引手数料
  • 決済ポジションの実現損益
  • 強制決済
  • 自動デレバレッジ(ADL)
  • 資金調達手数料
  • 資金振替

画面上で照会できるのは直近30日間のみで、エクスポート機能はありません。
先物ボーナスの記録と関連する損益の詳細は表示されない点にも注意してください。

先物注文|約定価格やポジション履歴を確認できる

先物注文は、先物取引の注文状況や約定データを確認するページです。
注文履歴→先物取引の順に開きます。

ページ内には注文履歴・取引履歴・ポジション履歴のタブがあり、注文の執行状況を個別に追えます。
先物取引明細が資金フロー(損益・手数料)に特化しているのに対し、先物注文は注文単位の約定データを追う用途に向いている点が特徴です。
どの価格で約定したか、ポジションがいつ決済されたかを個別に把握できます。

先物注文ページには注文履歴と資金フローのエクスポート機能があり、先物取引の記録をファイルで保存したい場合はここから取得します。

入出金履歴|送金の日時・数量・手数料・ステータスを確認できる

入出金履歴は、暗号資産の入金・出金の記録を確認するページです。
ウォレット→取引履歴の順に開き、入金と出金をタブで切り替えて表示します。

送金の日時、数量、手数料、トランザクションID、処理のステータスを一覧で確認できます。
現物明細の入金/出金/送金カテゴリでも同様の記録を閲覧できますが、入出金だけをまとめて確認・エクスポートしたい場合は、このページからの操作が便利です。

MEXCの取引履歴をエクスポートする手順

ここでは、MEXCの取引履歴をファイルとしてエクスポートする手順を、以下の流れで解説します。

  • エクスポートしたい履歴のページを開く
  • 期間とトランザクションの種類を指定する
  • 出力形式と暗号化の有無を選ぶ
  • ファイルが生成されたらダウンロードする

エクスポートしたい履歴のページを開く

MEXCにログインし、取得したい履歴に応じたページを開きます。
エクスポートの起点となるページは以下の4か所です。

  • 現物明細:ウォレット→現物→現物明細→エクスポート
  • 現物注文:注文履歴→現物取引→取引履歴→エクスポート
  • 先物注文:注文履歴→先物取引→注文履歴または資金フローのエクスポート
  • 入出金:ウォレット→取引履歴→入金または出金→エクスポート

先物取引明細ページにはエクスポート機能がありません。
先物の履歴をファイルで取得したい場合は、先物注文ページから操作します。

期間とトランザクションの種類を指定する

エクスポート画面が開いたら、取得したい期間を設定します。
照会可能な期間はページによって異なり、現物注文と入出金は540日、先物注文は180日です。

トランザクションの種類やトークン、方向などのフィルタも選べます。
必要な範囲だけに絞り込むと、ファイルのサイズを抑えられます。

照会可能期間を超える履歴が必要な場合は、MEXCのサポートへ問い合わせてください。

出力形式と暗号化の有無を選ぶ

出力形式を選択します。
現物明細・現物注文・入出金はExcel形式で出力されます。
先物注文はExcelとPDFの2種類から選べ、PDFは固定フォーマットの証明書類としても利用可能です。

ページによっては「ファイルを暗号化する」オプションが表示されます。
暗号化はファイルの第三者閲覧を防ぐ機能で、用途に応じてオン・オフを選んでください。

ファイルが生成されたらダウンロードする

生成ボタンを押すとステータスが「生成中」に変わります。
処理が完了すると「生成済み」になり、ダウンロードボタンが表示されます。
先物注文のPDFは、履歴が10,000件を超えると自動的に複数ファイルへ分割される仕組みです。

大量の履歴をExcelでエクスポートする場合も、ファイルのクラッシュを防ぐため期間を分けて取得するのが安全です。
なお、エクスポートの回数にはページごとに月間の上限があります。

MEXCの取引履歴を扱うときの注意点

ここでは、MEXCの取引履歴を確認・エクスポートする際に見落としやすいポイントを、以下の順で解説します。

  • 先物取引明細は直近30日間しか照会できない
  • エクスポートファイルに含まれない履歴がある
  • エクスポートの回数には月間の上限がある
  • 暗号化したファイルは損益計算ツールで読み込めない

先物取引明細は直近30日間しか照会できない

先物取引明細で確認できるのは直近30日間のトランザクションのみです。
30日を過ぎると、資金調達手数料やADL(自動デレバレッジ)の記録は画面上で参照できなくなります。

先物注文ページの注文履歴は最大180日まで遡れるため、30日以降の取引データはそちらで補えます。
ただし先物注文ページに記録されるのは注文の約定データが中心で、資金調達手数料やADLの詳細は含まれません。

30日以内のうちに、先物取引明細の内容をスクリーンショットやメモで記録しておくのが安全です。
確定申告や損益計算に使う場合はとくに、月に1回は記録を取る習慣をつけておくとデータの欠落を防げます。

エクスポートファイルに含まれない履歴がある

エクスポートしたファイルには、一部の履歴が反映されないケースがあります。
見落としやすいのは以下の3点です。

  • 先物の注文・取引履歴ファイルに強制決済の履歴が含まれない
  • 先物の手数料通貨名が実際(MXトークン)と異なりUSDTと記載される場合がある
  • セービングやエアドロップの報酬履歴はエクスポート未対応(画面での確認のみ)

強制決済による損失がある場合は、ポジション履歴を参照しながら手動で記録を残す必要があります。

手数料の通貨名が実際と異なると、損益計算ツールに取り込んだ際に計算がずれる原因になります。
MXトークンで手数料を支払っている場合は、ファイル上の通貨名を手動で修正するか、MEXCのサポートにファイルの修正を依頼してください。

エクスポートの回数には月間の上限がある

各ページのエクスポートには月ごとに回数制限があります。
先物注文のエクスポートは月10回までで、現物明細・現物注文・入出金の上限は各ページに表示されます。

上限に達すると翌月まで新しいファイルを生成できません。
年末の確定申告準備などで複数期間の履歴をまとめて取得したい場合は、エクスポートする期間の範囲を事前に決めてから操作するのが効率的です。

大量の履歴を1回でエクスポートするとファイルが大きくなり、読み込みに失敗する場合があります。
数か月単位で期間を区切り、複数回に分けて取得してください。

暗号化したファイルは損益計算ツールで読み込めない

エクスポート時に「ファイルを暗号化する」にチェックを入れると、ファイルにパスワードが設定されます。
暗号化されたファイルは、クリプタクトやCryptoLinCなどの損益計算ツールにアップロードした際にエラーになります。

損益計算ツールへの取り込みを想定する場合は、暗号化のチェックを外した状態で生成してください。
ダウンロードしたファイルのファイル名もそのまま変更せずにアップロードするのがトラブルを防ぐコツです。

自身の端末で管理する場合は、暗号化をオフのままにしておいて問題ありません。

MEXCの取引履歴に関するQ&A

MEXCの取引履歴に関する、よくある質問と回答を紹介します。

  • 取引履歴は何日前まで遡れますか?
  • ダウンロードできるファイル形式は何ですか?
  • アプリから取引履歴を確認・エクスポートできますか?
  • 取引履歴が表示されないときはどうすればよいですか?
  • 取引履歴は確定申告にそのまま使えますか?
  • APIで取引履歴を取得できますか?

取引履歴は何日前まで遡れますか?

現物注文と入出金履歴は直近540日、先物注文は最大180日、先物取引明細は直近30日です。
それ以前の履歴は、MEXCのサポートへ問い合わせると取得できる場合があります。

確定申告で1年分の履歴をそろえる際は、照会可能期間が切れる前に早めにエクスポートしておくのがおすすめです。

ダウンロードできるファイル形式は何ですか?

現物明細・現物注文・入出金はExcel形式、先物注文はExcelとPDFの2種類です。

ページファイル形式
現物明細Excel
現物注文Excel
先物注文Excel・PDF
入出金履歴Excel

先物注文のPDFは固定フォーマットで出力されるため、取引の証明書類としても利用できます。

アプリから取引履歴を確認・エクスポートできますか?

確認・エクスポートのどちらもアプリから操作できます。
現物明細はアプリの資産→現物取引→右上の請求書アイコンから開けます。
フィルターをタップすると、明細の種類やトークン、期間で絞り込める仕組みです。

エクスポートはウェブ版と方式が異なり、生成した明細がアカウントに紐付けたメールアドレスまたはSMSで届きます。
アプリからのエクスポートにも月間の上限があるため、ウェブ版と合算して計画的に取得してください。

取引履歴が表示されないときはどうすればよいですか?

まずフィルターの設定を確認してください。
トークン・期間・取引タイプが絞り込まれすぎていると、該当する記録が表示されません。

照会可能期間を超えた履歴は画面に表示されないため、期間の設定が範囲内に収まっているかもあわせて確認します。

フィルターに問題がない場合は、ブラウザのキャッシュクリアやアプリの再起動を試してください。
それでも解消しない場合はMEXCのサポートへ問い合わせてください。

取引履歴は確定申告にそのまま使えますか?

取引履歴のファイルは損益計算の元データとして使えます。
ただしMEXCは年間取引報告書を発行しないため、ファイルをそのまま申告書に添付する形では使えません。

ダウンロードした履歴をもとに自身で損益を計算するか、クリプタクトなどの損益計算ツールに取り込んで年間の損益を算出します。
確定申告の手順や税金の仕組みについては、MEXCの確定申告に関する記事で詳しく解説しています。

APIで取引履歴を取得できますか?

MEXC Spot APIのREST APIで注文履歴や取引履歴を取得できます。
利用にはAPIキーの作成が必要で、IPアドレスの制限設定が公式で案内されています。

現物の注文履歴は直近7日間が照会対象です。
先物APIにもHistorical Ordersのエンドポイントが用意されており、先物の約定データを取得できます。

自作のツールで損益計算を行いたい場合や、大量の取引データを定期的に取得したい場合に活用できます。

まとめ

ここでは、MEXCの取引履歴の種類や確認方法、エクスポートの手順について解説しました。

最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう。

  • MEXCの取引履歴は現物明細・現物注文・先物取引明細・先物注文・入出金履歴の5つのページで確認できる
  • 現物明細には売買・入出金・振替・報酬など6種類の資金の動きが記録される
  • 先物取引明細は照会専用で、ファイルのエクスポートは先物注文ページから行う
  • エクスポートファイルには強制決済の履歴や報酬履歴など含まれない情報がある
  • 暗号化したファイルは損益計算ツールで読み込めないため、チェックを外して生成する

MEXCの取引履歴は、日々の資産管理だけでなく確定申告の準備にも欠かせないデータです。
ぜひ定期的にエクスポートして、取引記録を手元に残しておいてください。

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この記事を書いた人

Web3・暗号資産の世界を解き明かすブログ型メディア。国内外の一次情報や取引所の仕様といった暗号資産(Crypto)に関連する情報を検証し、安全な航海(Voyage)のための信頼できるガイドをお届けします。

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