MEXCは取扱銘柄の豊富さや手数料の安さから、多くのトレーダーに利用されている海外暗号資産取引所です。
しかし、次のような疑問を持っている方も多いでしょう。
- MEXCからどうやって出金すればいい?
- 出金手数料はいくらかかる?
- 日本円で出金する方法は?
MEXCの出金は、通貨とネットワークを選んでアドレスを入力し、セキュリティ認証を完了すれば手続きが終わります。
ここでは、MEXCの出金手順や手数料の仕組み、日本円への換金方法、出金できないときの対処法について詳しく解説します。
MEXCからの出金方法を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
MEXCの出金に関する基本ルール
ここでは、MEXCから暗号資産を出金する前に知っておきたい基本ルールを、以下の順で解説します。
- 出金できるのは暗号資産のみ
- 日本円にするには国内取引所を経由する
- 出金手数料・最低出金額は通貨やネットワークで異なる
- KYC認証レベルで1日の出金限度額が変わる
出金できるのは暗号資産のみ
MEXCで出金できるのは暗号資産のみです。
日本円やドルなどの法定通貨を直接銀行口座へ出金できません。
MEXCで取り扱いのある銘柄であれば、どの通貨でも出金の対象になります。
日本円にするには国内取引所を経由する
MEXCの資産を日本円にするには、国内の暗号資産取引所を経由します。
流れは以下のとおりです。
- MEXCから国内取引所へ暗号資産を送金する
- 国内取引所で暗号資産を日本円に換金する
- 銀行口座へ日本円を出金する
国内取引所は、アプリの操作がシンプルで取扱銘柄数も国内最大級のCoincheckが初心者に適しています。
手数料を抑えたい場合は、日本円の入出金手数料が無料のGMOコインやSBI VCトレードも候補になります。
出金手数料・最低出金額は通貨やネットワークで異なる
MEXCの出金手数料は、暗号資産の種類と使用するブロックチェーンネットワークの組み合わせで決まります。
通貨・ネットワークごとに最低出金額も設定されているため、出金前に確認しておきましょう。
手数料と最低出金額は市場の状況に応じて変動する場合があります。
最新の情報はMEXCの取引手数料ページで確認してください。
KYC認証レベルで1日の出金限度額が変わる
MEXCでは、KYC(本人確認)の認証レベルに応じて1日の出金限度額が異なります。
| 認証レベル | 必要な手続き | 1日の出金限度額 |
|---|---|---|
| KYC未認証 | なし | 10BTC |
| 初級KYC | 身分証のアップロード | 80BTC |
| 上級KYC | 初級KYC+顔認証 | 200BTC |
※2026年6月時点の情報です。
初級KYCでも日本円換算で数億円以上の出金が可能なため、個人利用であれば十分です。
使用できる身分証はパスポート・運転免許証・マイナンバーカードの3種類で、審査は早ければ数十分で完了します。
MEXCから暗号資産を出金する手順
ここでは、MEXCから暗号資産を出金する手順を、以下のステップで解説します。
- 出金画面を開く
- 通貨・ネットワーク・出金先アドレスを入力する
- セキュリティ認証を完了する
出金画面を開く
まず、MEXCにログインして出金画面を開きます。
PCの場合は、MEXC公式サイト右上の「ウォレット」にカーソルを合わせ、表示されたメニューから「出金」をクリックします。
スマホの場合は、ホーム画面下部の「資産」をタップし、「出金」を選択してください。
通貨・ネットワーク・出金先アドレスを入力する
出金画面を開いたら、以下の項目を順に入力します。
- 出金する暗号資産を選択する
- 出金先のアドレスを入力する
- 使用するネットワークを選択する
- 出金数量を入力する
取扱通貨が多いため、検索窓に通貨名を入力すると見つけやすくなります。
ネットワークは、出金先の取引所やウォレットが対応しているものを選んでください。
MEXC側とは異なるネットワークを選ぶと、送金した暗号資産が届かない原因になります。
XRP・XLM・EOSなど一部の通貨は、アドレスに加えてメモ(宛先タグ)の入力が必要です。
メモは出金先の取引所やウォレットで確認でき、未入力のまま送金すると資産が正しく反映されない場合があります。
初めて送金するアドレスには、少額でテスト送金を行い、着金を確認してから本送金に進むのがおすすめです。
セキュリティ認証を完了する
入力内容に問題がなければ「送信」をクリックし、セキュリティ認証に進みます。
認証画面では、登録メールアドレスに届く認証コードと、Google Authenticatorに表示される認証コードの2つを入力します。
コードを入力して「送信」をクリックすれば、出金申請は完了です。
アカウントのセキュリティセンターから、二段階認証(Google認証またはSMS認証)を事前に設定しておきましょう。
MEXCから日本円で出金する手順
MEXCの暗号資産を日本円に換金して銀行口座へ出金する手順を、以下のステップで解説します。
- 国内取引所へ暗号資産を送金する
- 国内取引所で暗号資産を日本円に換金する
- 銀行口座へ日本円を出金する
国内取引所へ暗号資産を送金する
まず、国内取引所の入金アドレスを確認し、MEXCから暗号資産を送金します。
送金する通貨は、国内取引所で取り扱いがあるものを選んでください。
MEXCでしか取り扱っていない銘柄は国内取引所へ直接送金できないため、送金前にBTCやXRPなど国内でも取り扱いのある通貨に交換してから送金しましょう。
国内取引所の入金画面でアドレスとネットワーク(必要な場合はメモも)を確認し、MEXCの出金画面に入力して送信します。
国内取引所で暗号資産を日本円に換金する
国内取引所に暗号資産が着金したら、売却して日本円に換金します。
売却方法には「販売所」と「取引所(板取引)」の2種類があります。
販売所は操作がシンプルですが、売値と買値の差(スプレッド)が大きく、実質的なコストが高くなりやすい点に注意が必要です。
取引所(板取引)を使って売却するとスプレッドを抑えられます。
一方で、取引所で売却できる銘柄は限られるため、国内取引所の対応状況を事前に確認しておきましょう。
銀行口座へ日本円を出金する
換金が完了したら、国内取引所の出金画面から登録済みの銀行口座へ日本円を出金します。
出金手数料は国内取引所ごとに異なります。
Coincheckは一律407円(2026年5月時点)、GMOコインやSBI VCトレードは無料です。
反映までの時間も取引所によって差があり、即日〜2営業日程度が目安になります。
出金頻度が高い方は、手数料と反映速度の両方を考慮して国内取引所を選ぶとよいでしょう。
MEXCの出金手数料を抑える3つのコツ
MEXCから出金する際の手数料を抑える方法を、以下の順で紹介します。
- 手数料が安いネットワークを選ぶ
- 出金手数料が無料または低い通貨で送金する
- 少額の出金を繰り返さずまとめて送る
手数料が安いネットワークを選ぶ
同じ通貨でも、使用するネットワークによって出金手数料は大きく変わります。
たとえばETH(イーサリアム)の場合、ERC-20ネットワークで出金すると0.003 ETH程度かかりますが、BEP20ネットワークなら0.0001 ETH程度です(2026年6月時点)。
出金時に表示される手数料を比較して、コストの低いネットワークを選びましょう。
出金手数料が無料または低い通貨で送金する
出金手数料は通貨ごとにも異なるため、手数料が低い通貨を選んで送金するのもコスト削減につながります。
XRP(リップル)やXLM(ステラルーメン)は出金手数料が低く、送金速度も数分と速いため、国内取引所への送金に適しています。
MEXCでは出金手数料が無料に設定されている通貨もあるため、手数料ページであらかじめ確認しておくとコストを抑えられます。
送金したい通貨とは別の銘柄を保有している場合は、MEXC内で手数料の安い通貨に交換してから出金する方法も検討してみてください。
少額の出金を繰り返さずまとめて送る
急ぎでない場合は、ある程度まとまった金額になってから一度に送金するほうが手数料の節約になります。
出金手数料は金額にかかわらず1回ごとに発生するため、少額を何度も出金すると合計コストがふくらみます。
取引所にまとまった資産を長期間置くリスクもあるため、セキュリティ面とのバランスも考えて判断しましょう。
MEXCで出金できないときの原因と対処法
MEXCから出金できない場合や反映が遅れている場合は、以下の原因が考えられます。
- 出金先アドレスやネットワークの入力を間違えている
- KYC未完了で出金限度額を超えている
- 2段階認証が未設定になっている
- ネットワークの混雑で反映が遅れている
出金先アドレスやネットワークの入力を間違えている
出金したのに送金先へ反映されない場合は、アドレスやネットワークの入力ミスが原因の可能性があります。
出金履歴を開いて、入力した情報に誤りがないか確認しましょう。
PCの場合は「ウォレット」→「資産履歴」、スマホの場合は画面左上のアイコン→「トランザクション」→「出金」の順に進みます。
誤送金が判明した場合は、MEXCの日本語対応カスタマーサポートへ問い合わせてください。
資金を回収できるケースもあるため、送金先のトランザクションIDなどの情報を添えて早めに連絡するのが大切です。
KYC未完了で出金限度額を超えている
出金しようとした金額が、現在のKYC認証レベルの限度額を超えている場合は出金できません。
限度額を引き上げるには、アカウントのセキュリティセンターからKYC認証レベルを上げましょう。
初級KYCは身分証のアップロードのみで完了し、審査も早ければ数十分で終わります。
2段階認証が未設定になっている
MEXCでは、メール認証に加えてGoogle認証またはSMS認証の設定が出金の必須条件です。
未設定の場合は出金画面自体に進めません。
セキュリティセンターからGoogle AuthenticatorまたはSMS認証を設定すれば、出金できるようになります。
パスワードの変更やリセットを行った直後は、24時間の出金制限がかかる場合がある点にも注意してください。
ネットワークの混雑で反映が遅れている
出金が反映されないときは、まず出金履歴でステータスを確認しましょう。
ステータスが「処理中」の場合はMEXC側の処理がまだ完了していないため、しばらく待ちます。
「出金に成功しました」になっているのに送金先へ反映されていない場合は、ブロックチェーンネットワークの混雑が原因です。
通常は数分〜1時間程度で着金しますが、混雑時はさらに時間がかかるケースもあります。
数時間〜1日経っても反映されない場合は、MEXCと出金先の取引所の両方にトランザクションIDを添えて問い合わせてください。
MEXCの出金方法に関するQ&A
MEXCの出金方法に関する、よくある質問と回答を紹介します。
- MEXCの出金にはどのくらい時間がかかりますか?
- MEXCで出金先アドレスを事前に登録できますか?
- 内部送金とは何ですか?
MEXCの出金にはどのくらい時間がかかりますか?
数分〜1時間程度が目安です。
XRP(リップル)やXLM(ステラルーメン)は数分で着金しますが、BTC(ビットコイン)をBTCネットワークで送金した場合は30分〜1時間程度かかります。
MEXC側の出金処理自体は数分で完了するケースがほとんどですが、ブロックチェーンの承認状況によって着金までの時間は変動します。
MEXCで出金先アドレスを事前に登録できますか?
登録できます。
アカウントアイコンから「出金先の管理」を開き、通貨・ネットワーク・アドレスを入力してセキュリティ認証を完了すれば登録は完了です。
よく使う送金先を登録しておけば、出金のたびにアドレスを手入力する手間が省け、入力ミスによる誤送金の防止にもつながります。
内部送金とは何ですか?
MEXCユーザー同士で暗号資産を送り合える機能です。
送金方法はメールアドレス・携帯電話番号・MEXC UIDの3種類で、手数料は無料、着金も即時に反映されます。
利用するには、出金画面で「MEXCユーザー」を選択し、相手のアカウント情報を入力してください。
まとめ
ここでは、MEXCの出金方法について解説しました。最後に、記事の内容をおさらいしておきましょう。
- MEXCから出金できるのは暗号資産のみで、日本円にするには国内取引所を経由する
- 出金手数料・最低出金額は通貨やネットワークの組み合わせで決まる
- 出金手順は「通貨・ネットワーク選択→アドレス入力→セキュリティ認証」の3ステップ
- XRPやXLMなど手数料の安い通貨やネットワークを選ぶとコストを抑えられる
- 出金できないときはアドレス・ネットワークの入力ミス、KYC未完了、2段階認証の未設定を確認する
MEXCの出金は、正しい手順とネットワーク選びのポイントを押さえれば、初心者でもスムーズに進められます。
ぜひ少額のテスト送金から始めて、安全に出金を行ってみてください。

